株式会社yutori|IR分析レポート
Z世代の「古着ブーム」を
ビジネスにした
新興上場企業の実力
「古着」「ヴィンテージ」「サステナブルファッション」というZ世代のトレンドを事業化したyutori。2023年上場の若手アパレル企業が描く成長ストーリーを決算書から読み解きます。
Stock Data (2026.06.03)
2,141円
時価総額 約117億円(証券コード:5892)
PER(株価収益率)14.4倍
PBR(株価純資産倍率)4.8倍
ROE(自己資本利益率)18.4%
配当利回り0.00%
📊 バリュエーション評価
時価総額117億円の小型グロース株。Z世代需要を掴む成長性と資本効率の高さが評価ポイント。
主力業態古着×ECZ世代向けファッション特化
売上高(FY2026)142億円前期比+71.4%
上場年2023年東証グロース市場に上場
00
yutoriとは?Z世代の古着需要を事業化した新興企業
株式会社yutori(証券コード:5892)は、Z世代(1990年代後半〜2010年代生まれ)をターゲットにした古着・ヴィンテージファッションの企画・販売企業です。2017年創業、2023年に東証グロース市場に上場した新興企業です。
yutoriの特徴は「古着ブームをビジネス化」した点にあります。SNS世代のZ世代は「モノを所有する」より「個性を表現する」ことを重視し、画一的なファストファッションより個性的な古着やヴィンテージを好む傾向があります。yutoriはこのトレンドを早期に捉え、複数のブランドを展開しています。
ECと実店舗を組み合わせたOMO(オンライン・マージズ・オフライン)戦略により、SNSでのブランディングと実店舗での体験価値を融合させています。
🤖
AIBOUくんのポイント古着は「安い服を買う」のではなく「個性を買う」という感覚。Z世代のライフスタイルそのものがyutoriのビジネスモデルです。
01
古着×EC×SNSの三位一体ビジネスモデル
POINT
yutoriが急成長できた理由は、Instagram・TikTokなどのSNSで若者向けコンテンツを発信し、EC(ネット販売)への誘導を効率化する「SNS→EC」のファネルを確立したからです。
Instagram/TikTolで発信
→
ECサイトへ誘導
→
古着・限定品を販売
→
リピーター育成
🤖
AIBOUくんのポイントSNSのフォロワーが「資産」になるモデル。広告費をかけずにファンを獲得できれば、高い利益率を維持できます。
02
決算書で見る成長の実力
POINT
FY2026の売上高は142億円(前期比+71.4%)と過去最高を更新。ROE18.4%は上場企業として非常に高い水準で、小型グロース株ながら収益性の高さを示しています。
売上高(FY2026)142億円▲+71.4%(前年比)過去最高業績を更新
ROE(FY2026)18.4%小型株として高水準資本効率の高さを示す
ブランド数10以上多様なターゲット展開古着・新品・ユニセックス等
🤖
AIBOUくんのポイント売上が24.5%成長+ROE20%超は、成長性と収益性を両立している証拠。小型株のため株価変動は大きいですが、成長力は本物です。
03
ブランド多角化と次の成長
POINT
yutoriは古着に限らず、複数のブランドを展開して客層を広げています。「9090」「murua」など複数ブランドを持ち、Z世代以外の層への拡大も視野に入れています。
🤖
AIBOUくんのポイント1つのブランドに頼らない多ブランド戦略は、どれかがトレンドに合わなくなっても他でカバーできるリスク分散の仕組みです。
04
リスクと成長ドライバー
⚠️ リスク要因
トレンドの変化:Z世代のファッション嗜好は急変しやすい
規模の小ささ:時価総額117億円は機関投資家から見て小さい
競合参入:大手アパレルの古着市場参入リスク
トレンドの変化:Z世代のファッション嗜好は急変しやすい
規模の小ささ:時価総額117億円は機関投資家から見て小さい
競合参入:大手アパレルの古着市場参入リスク
✅ 成長ドライバー
サステナブル需要:環境意識の高まりで古着需要が世界的に拡大
海外展開余地:韓国・アジアでの日本古着需要が高い
ブランド拡充:新ブランド立ち上げで客層拡大
サステナブル需要:環境意識の高まりで古着需要が世界的に拡大
海外展開余地:韓国・アジアでの日本古着需要が高い
ブランド拡充:新ブランド立ち上げで客層拡大
📈
成長力◎売上+71.4%(過去最高更新)・ROE18.4%の高成長。
🎯
市場理解◎Z世代のインサイトを最も深く理解する強み。
⚠️
規模リスク△小型株ゆえ株価変動は大きい点に注意。
🌱
トレンド耐性○多ブランド展開でトレンド変化に対応中。