WACCはWeighted Average Cost of Capitalの略。企業全体の資本コストを算出する際に用いられる。株主資本コストと負債コストの加重平均。
「WACC = 株主資本コスト × (E/V) + 負債コスト × (1−税率) × (D/V)」で計算されます(E: 株主資本、D: 負債、V: E+D)。
WACCは企業が投資家・債権者に対して最低限支払わなければならないリターンの水準を意味します。ROEやROAがWACCを上回っていれば企業価値は創出されており、下回ると企業価値が毀損されます。DCF(ディスカウントキャッシュフロー)法による企業価値算定では将来キャッシュフローをWACCで割り引きます。日本企業のWACCは一般的に5〜8%程度とされます。